Wi-Fiの通信環境を解決する方法~その弐~
7月になり日にちが経ちますが…
こっちが大好きな7月!
ずーと夏であってほしいこの頃…
でも、梅雨がなかなか終わらないんですね…
天気図を見る限り、来週末ぐらいは明けそうな気がしますが…
梅雨線前が早く北の方向にもっていって消失すればいいんやけど…
気温も暑くもないぐらいになってるんですね…
もしや、冷夏になるんではないかと…?
さてと、話題に入ろう!
Wi-Fiの通信環境を解決する方法~その弐~
昨日は「ipconfig」について説明しましたが、それでも通信環境がおかしくなった場合の別の対処方法をご紹介します。
今回は、「ping」について、ネットワークの通信速度を調べてみたいと思います。
「ping 8.8.8.8」を入力してみて通信速度を調べていきましょう。
※「8.8.8.8」というのは、Googleが無償で提供している「Google Public DNS」のIPアドレスになります。
実行ボタンを押してください。
8.8.8.8 に ping を送信しています 32 バイトのデータ:
8.8.8.8 からの応答: バイト数 =32 時間 =8ms TTL=116
8.8.8.8 からの応答: バイト数 =32 時間 =10ms TTL=116
8.8.8.8 からの応答: バイト数 =32 時間 =7ms TTL=116
8.8.8.8 からの応答: バイト数 =32 時間 =8ms TTL=116
8.8.8.8 の ping 統計:
パケット数: 送信 = 4、受信 = 4、損失 = 0 (0% の損失)、
ラウンド トリップの概算時間 (ミリ秒):
最小 = 7ms、最大 = 10ms、平均 = 8ms
上の画像の結果は、送受信ともにパケットが無事に通っていますので、正常になります。
エラーはこんなような画面になります。
8.8.8.8 に ping を送信しています 32 バイトのデータ:
一般エラー。
一般エラー。
一般エラー。
一般エラー。
8.8.8.8 の ping 統計:
パケット数: 送信 = 4、受信 = 4、損失 = 4 (100% の損失)
このような画面が出たら、ルーターの調子がおかしいことになります。
おまけ
pingのオプションはいくつかあります。
それを見て試してみてください。
使用法: ping [-t] [-a] [-n 要求数] [-l サイズ] [-f] [-i TTL] [-v TOS]
[-r ホップ数] [-s ホップ数] [[-j ホスト一覧] | [-k ホスト一覧]]
[-w タイムアウト] [-R] [-S ソースアドレス] [-c コンパートメント]
[-p] [-4] [-6] ターゲット名
オプション:
-t 中断されるまで、指定されたホストを Ping します。
統計を表示して続行するには、Ctrl+Break を押してください。
停止するには、Ctrl+C を押してください。
-a アドレスをホスト名に解決します。
-n 要求数 送信するエコー要求の数です。
-l サイズ 送信バッファーのサイズです。
-f パケット内の Don’t Fragment フラグを設定します (IPv4 のみ)。
-i TTL Time To Live です。
-v TOS Type Of Service (IPv4 のみ。この設定はもう使用されておらず、
IP ヘッダー内のサービス フィールドの種類に影響しません)。
-r ホップ数 指定したホップ数のルートを記録します (IPv4 のみ)。
-s ホップ数 指定したホップ数のタイムスタンプを表示します (IPv4 のみ)。
-j ホスト一覧 一覧で指定された緩やかなソース ルートを使用します
(IPv4 のみ)。
-k ホスト一覧 一覧で指定された厳密なソース ルートを使用します
(IPv4 のみ)。
-w タイムアウト
応答を待つタイムアウトの時間 (ミリ秒) です。
-R ルーティング ヘッダーを使用して逆ルートもテストします
(IPv6 のみ)。
RFC 5095 では、このルーティング ヘッダーは使用されなくなり
ました。このヘッダーが使用されているとエコー要求がドロップ
されるシステムもあります。
-S ソースアドレス
使用するソース アドレスです。
-c コンパートメント
ルーティング コンパートメント識別子です。
-p Hyper-V ネットワーク仮想化プロバイダー アドレスを
ping します。
-4 IPv4 の使用を強制します。
-6 IPv6 の使用を強制します。
ではまた!